
年齢を重ねると共に気になってくるのが顔のしわ。
顔にしわができると一気に老けた印象を与えてしまうので女性としては特に気になる悩みだと思います。
顔のしわは毎日のスキンケアでケアすることができます。
しかし、深く刻まれてしまったしわをスキンケアだけでケアするのはとても時間がかかり限界があるのも事実です。
なんとなく気になってきたかも…という時点できちんと対策することが重要です!
今回は、顔のしわのケア法とが出来るおすすめの化粧水をご紹介します。
【部位別】顔のしわの原因
しわと一言で言っても顔の部位によってしわの種類や原因が異なります。
まずは、部位別にしわの原因をご紹介していきましょう。
おでこ
おでこにできるしわは、目や眉をしかめたりする表情筋のくせによってできやすくなります。
また、頭皮がたるむことでもおでこにしわができます。
前髪をアップにすることが多い人の場合は紫外線の影響が原因となることもあります。
眉間
眉間にできるしわは、おでこのしわと同様に目や眉の表情筋のくせによってできやすくなります。
パソコンやスマホを長時間使用していたり、読書などで目を酷使することが多い人は注意しましょう。
目尻・目の下
目元は乾燥しやすく皮膚も薄いデリケートな部分です。
さらに、まばたきで常に動いているということもあり、しわができやすい部分です。
目をこするくせ、アイラインを引く時にまぶたを引っ張る、クレンジングでゴシゴシこするといった行為は皮膚をたるませてしまうため、しわもできやすくなります。
口元
口元は皮脂腺が少ないために乾燥しやすく、目元と同じくしわのできやすい部分です。
飲食の後に口元を拭いたり鼻をかんだりという動作で刺激を受けることも多いので、乾燥が進んでしわができやすくなりがちです。
また、口元の筋肉が衰えると、たるみを引き起こし深いしわになってしまいます。
ほうれい線
ほほは顔全体の表情筋によって支えられているため、筋肉が衰えるとほほが下がってほうれい線が現れてしまいます。
また、紫外線の影響も受けやすく乾燥しやすいため、皮膚の弾力をつかさどるコラーゲンなどが減少してたるんでしまうことも原因です。
しわのケアの方法
しわには大きく分けて3種類あります。
- 皮膚表面が乾燥することでできる「表皮性のしわ」
- 皮膚の奥まで乾燥が進んだことでできる「真皮性のしわ」
- 筋肉が衰えて皮膚を支えることができなくなったことでできる「たるみじわ」があります。
これらのしわのケアや予防は「保湿」と「筋トレ」がポイントとなります。
次は、しわ対策にオススメな化粧品の成分(保湿)とマッサージ(筋トレ)についてご紹介していきます。
しわの改善に効果的な成分
しわの改善を目指すなら、まずは保湿することが大切です。また、活性酸素を除去したり、コラーゲン生成を促す成分なども効果的です。
シワの改善に効果的な成分
- セラミド
- ヒアルロン酸
- ビタミンC誘導体
- アルジルリン
- アスタキサンチン
- フラーレン
これらはしわ対策の化粧品にもよく配合される代表的な成分なので、化粧品を選ぶ時の参考にすると良いでしょう。
マッサージ
しわを伸ばす簡単なマッサージを取り入れることで筋肉に働きかけてしわ対策をすることもできます。
顔のマッサージをする時は必ずマッサージングオイルやマッサージングクリームを使用して、皮膚に摩擦を与えないようにしましょう。余計な摩擦はしわを作る原因になってしまいます。
おでこのしわ
おでこのしわ対策には前頭筋をほぐしましょう。
少しうつむき加減になり、両手の指を眉の上に置きます。指を少しずつ頭頂部に向かってずらしながら指先で筋肉をほぐしましょう。
目元のしわ
目元のしわ対策には眼輪筋をほぐしましょう。
指先を使って、目頭・眉上・こめかみ・目の下とやさしくプッシュしながらぐるりと目を一周させて筋肉をほぐします。眼球を圧迫するのではなく目のまわりの骨にそうようなイメージです。目元はデリケートな部分なので力をかけすぎないように注意しましょう。
口元のしわ
口元のしわ対策には頬筋、笑筋、口輪筋など口周りの筋肉を大きく動かしましょう。
口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と一文字ずつ声を出したり、舌を出して上下左右に動かして筋肉をほぐしていきましょう。
おすすめの化粧品
しわ対策としてオススメな化粧品をいくつかご紹介していきましょう。
浅いしわにおすすめの化粧品
目尻や目の下などのちりめんじわ、口元のしわといった浅いしわにオススメな化粧品をご紹介します。
RF28 アイクリーム EX
リフトニン®エキスパートの高濃度配合で良質なコラーゲンと質の悪いコラーゲンのバランスを整えてハリをキープさせてくれる目元用美容クリームです。
ハリ・ツヤ成分として6種類、うるおい成分として7種類、明るさ成分として3種類のさまざまな美容成分が贅沢に配合されており、目元の小じわをふっくら目立たなくさせてくれます。
ETVOS(エトヴォス)バイタライジングクリーム
5種類のヒト型セラミドとリンゴ幹細胞が肌にうるおいを与えてエイジングケアもしてくれます。
みずみずしくふっくらした肌にしてくれるので、小じわ対策にはオススメの美容クリームです。しわが気になる部分に塗って寝るだけでパックしているかのような濃密なうるおいケアができちゃいます。
VIRCHE(ヴァーチェ)マルラオイル
神の木と呼ばれるマルラの木。その実から抽出されたマルラオイルはさらっとして使いやすく、べたつきが苦手な人でも使いやすいオイルです。
また、αリノレン酸・オメガ6、9・ビタミンC、Eを含んでおり、その高い抗酸化力はオリーブオイルの約10倍もあります。
無添加の100%植物オイルで加齢によるハリ不足にもしっかり対応してくれます。
深いしわにおすすめの化粧品
おでこやほうれい線など深いしわにオススメの化粧品をご紹介します。
ALBON(アルビオン)アンフィネス アップサージ ソリューション
コラーゲン繊維同士を引き寄せて縮めることで肌の内側からピンとハリを出してリフトアップさせることのできる美容液です。
OSK9というハリに特化した独自成分が配合されており、たるみによるしわもリフトアップによって目立たせなくさせる効果が期待できます。
ドクターケイ ケイカクテル V プレミアムクリーム
持続型ビタミンC誘導体をはじめとした9種類のビタミンをバランスよく配合されたカクテルビタミンプレミアムはこの製品のために開発された特別な成分が肌の内側からハリを与えます。
また、植物幹細胞エキスやスイゼンジノリ多糖体が高い保湿効果を発揮してたるみがちなエイジング肌をしっかりケアしてくれます。
POLA(ポーラ)リンクルショット メディカル セラム
日本で初めてしわの医薬部外品として認められたニールワンによって、真皮内でコラーゲンやエラスチンを過剰に分解してしまう好中球エラスターゼを抑制。肌本来のコラーゲンやエラスチンの生成を増やしてしわを改善してくれます。
特別なケアの出来る化粧品
しわのスペシャルケアをするならシートパックがオススメです。
ディアーゼ WR ラインホールドマスク
アスタキサンチン、EGF様ペプチド、レチノイン酸トコフェリルなどしわ対策にオススメな成分が配合された美容液がマスク1枚に30mlもたっぷり入っています。
マスクが肌を持ち上げるように密着してくれるので、乾燥によるしわだけでなくたるみによるしわ対策としてもオススメです。
まとめ
皮膚表面の乾燥が原因でできる表皮性の浅いしわは化粧品でしっかり保湿してあげるだけですぐに改善できます。
しかし、筋肉の衰えによるたるみじわや真皮性の深いしわを改善するには時間がかかります。根気よくケアを続けるようにしましょう。
また、しわができてから対策するのではなく、しわができる前に予防することが大切です。毎日のスキンケアできちんと保湿して、筋肉の疲れは放置しないように心がけましょう。