
「長くてボリュームのあるまつげを目指してまつげ美容液を使い始めたけど、なかなか効果が出ていない…」なんて思ったことはありませんか?
たくさんのまつげ美容液がありますが、タイプや商品によって使い方は違います。
そもそも今のまつげ美容液の使い方は合っていますか?
やっぱり毎日コツコツ ケアした分、効果を実感したいですよね。
ここで1度まつげ美容液について基礎知識をチェックしてみましょう。
今回は、人気商品を例に出しながら
- まつげ美容液の種類と使い方
- 効果的に使用するポイント
についてご紹介します。
まつげ美容液の種類と使い方
1.筆タイプ
エピステームのパワライズラッシュセラムを例に、「筆タイプ」のまつげ美容液をご紹介します。
筆タイプの特徴
- まつげの根元に塗りやすい
- 筆についた美容液の量を調整しやすい
- アイラインを引くのに慣れていれば塗りやすい
- 生え際に塗るので、美容液が目に入ることがある
筆タイプの塗り方 2STEP
イラストのように
- 上まつげの根元に沿ってラインを引きます
- 下まつげも同じように生え際に沿ってラインを引きます
2.ブラシタイプ
DHCエクストラビューティ アイラッシュトニックを例に「ブラシタイプ」のまつげ美容液をご紹介します。
ブラシタイプの特徴
- まつげ全体に塗りやすい
- 適量(ブラシについた分だけ)を塗れる
- 目尻や目頭に近いまつげは塗りにくい
ブラシタイプの塗り方 2STEP
イラストのように、マスカラと同じ要領で
- ブラシを横にして、上まつげに沿って左右に小刻みに動かしながら塗ります
- 縦に持ったブラシの先端で下まつげに塗ります
《動画で見る》ブラシタイプの塗り方
DHC公式チャンネルの塗り方解説動画(1分4秒)です。
上まつげ、下まつげどちらもブラシの動かし方がわかりやすく紹介されています。
3.チップタイプ
スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアムを例に「チップタイプ」のまつげ美容液をご紹介します。
チップタイプの特徴
- まつげの根元にもまつげ全体にも両方塗れる
- チップが柔らかいので誤って目を傷つける心配がない
- 筆ほど細くないので、美容液が根元に多くつきすぎてしまう
チップタイプの塗り方 3STEP
イラストのように
- チップの先を使って、上下のまつげの生え際に沿って塗ります
- まつ毛の根元から毛先に向かって上まつげ全体に塗ります
- チップの先を使いながら下まつ毛や目尻、目頭にも塗ります
《動画で見る》チップタイプの塗り方
アンファー公式HPの紹介動画(2分46秒)です。
商品の紹介が中心で、塗り方は再生して59秒後に出てきます。
4.まぶたに塗るタイプ
フローフシTHEまつげ美容液を例に「まぶたに塗るタイプ」のまつげ美容液をご紹介します。
まぶたに塗るタイプの特徴
- まぶたもまつげもケアできる
- 指で直接塗るので使いやすい
まぶたに塗るタイプの塗り方 3STEP
- 片目につき米1粒ほどの量の美容液を指先に出します
- マッサージしながら上下のまぶたに塗ります
- 上下のまつげにも塗ります
《動画で見る》まぶたに塗るタイプの塗り方
AmiBeautyTVさんの紹介動画(4分27秒)です。
52秒あたりから使い方について紹介しています。
指の使い方がとてもわかりやすいので、参考に見ながら真似をしてみましょう。
効果的に使うポイント
1.まつげの毛周期を知る
まつげにも生え変わりのサイクル(毛周期)があります。
まつげは体毛の中でも短い毛なので、速い人で30日、遅い人で100日ほどと言われています。
そして実はこのサイクルがまつげの伸びと深く関係しています。
成長初期
皮膚の中で毛母細胞の分裂してまつげの成長が始まります。
成長初期は根元に塗りやすい「筆タイプ」「チップタイプ」と「まぶたに塗るタイプ」の美容液がこれからのまつげの伸びに効果的。
成長期
まつげが皮膚の表面に出てきて、さらに成長します。
成長期は「筆タイプ」「ブラシタイプ」「チップタイプ」「まぶたに塗るタイプ」の全タイプの美容液がまつげの伸びに効果があります◎
退行期
まつげの成長が止まり、抜けるまでの期間です。
退行期にはもうまつげの成長が終わっているので美容液の効果はあまり期待できません。
休止期
抜けたまつげが成長を始めるまで待っている期間です。
まつげの成長はまだ始まっていないので「まぶたに塗るタイプ」の美容液でまつげが伸びやすい土台を作りましょう。
すべて一気に抜けたり生えたりすることはなく毎日数本ずつ変わっていきます。
でも正直、どのまつげがいつ成長期か休止期かわかりにくいですよね。
だからこそ毎日のケアが大切ですが、知識としてまつげの成長には毛周期が関係しているしていると知っておきましょう。
もし「美容液を使っているけど伸びている実感がない」という人は休止期のまつげが多い時期かもしれません。
気長に30~100日ほど続けてみましょう。
2.洗顔後の清潔なまつげに塗る
メイクの上からや汚れた毛穴に美容液を塗っても、汚れと混ざり期待する効果は十分に出ません。
美容液の効果を発揮させるために清潔なまぶた・まつげに塗りましょう。
3.使う順番はそれぞれ違う
実は、まつげ美容液を使う順番は商品によって違います。
例で挙げたまつげ美容液で言うと、
- エピステームの「パワライズラッシュセラム」は化粧水と乳液の間
- DHCのエクストラビューティ アイラッシュトニックはスキンケアの最後
- スカルプDボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアムは洗顔後すぐ・スキンケアの前
- フローフシの「THEまつ毛美容液」はスキンケアの最後
に使います。
どの順番で塗るのが効果的かメーカーが考えて決めているので、その順番で使うようにしましょう。
4.多くつけすぎない
つける量が多いほど効果が高くなるわけではありません。
まつげにも肌と同じように吸収できる限度があります。
また、つけすぎて目に入ってしまってはせっかくの美容液がもったいないですよね。
どの商品も安全面の検査はクリアして販売されていますが、目入ってしみることもあるので各商品の目安の量で使いましょう。
5.使うタイミングを守る
タイミングとしては夜のケアに使うのがおすすめです。
睡眠中はまつげの回復や成長のゴールデンタイムにあたるのでより効果が高まります。
まつげの伸びやハリを高めるにはこの時間帯に使用しましょう!
ただし、商品によっては1日1回夜に塗る場合や1日2回朝夜に塗る場合もあります。
効果が出るように考えられたタイミングを守って使いましょう。
正しい知識と使い方で理想のまつげに
いかがでしたか?
今回は、まつげ美容液の基礎知識として
- まつげ美容液の種類と使い方
- 効果的に使うポイント
をご紹介しました。
たくさんのまつげ美容液があるからこそ正しい知識と使い方をチェックして理想の自まつげを育てましょう。