
あなたのインスタグラム、統一感を出したくないですか?
お洒落なインスタグラマーさんのホーム画面は、統一感があってみているだけで楽しいですよね。
そんな統一感ってどう出しているか知っていますか?
それは「加工」です!
こだわりの強いインスタグラマーさんは、写真の色合いから統一する。
というこだわりを持っている方もいますが加工の仕方を統一するだけで統一感は出せるんです。
しかし、たくさんのアプリを使って加工をするのは面倒…
そう思う方もいるかもしれません、
そこで今回は、インスタグラムの加工のみで出来る加工の方法をご紹介します!
インスタグラムでの加工方法
インスタグラムとは、自分のページをもって知り合いと共有したり情報発信ができるSNS(ソーシャルネットワーク)です。
ツイッターやフェイスブックとは違って写真がメインのSNSなので、投稿する画像はこだわりの画像が揃っています。
そんなインスタグラムですが、実は画像を投稿する・興味がある画像を検索する以外にも加工が出来るんです。
インスタグラムでの加工が何を指すか知っていますか?
インスタグラムの加工とはインスタグラムの投稿画面のここで出来る画像加工の事です。
ここでの加工をマスターすればいくつものアプリを使わなくとも、
「インスタグラム」さえあれば加工が完了してしまうんです!
一つのアプリでは豊富な加工ができない気もしてしまいますが、インスタの加工はかなり細かく調節が可能なんです◎
まずはこのアプリで出来る基本的な画像加工をご紹介します!
加工① 画像の細かい調整も可能
加工のページの1つめにある「調整」で出来る加工は以下の通りです。
- 傾き…画像の傾きを調整できます
- 縦・横…画像を縦線・横線を中心に奥行を調整できます
- グリッド…垂直・平行の線を出します
- 回転…画像の向きを回転させます
画像が傾いてしまった時は「傾き」で、画像を傾けたい時は「縦・横」が役に立ちます!
あえて画像を回転させることで良く見えるものもありますよ◎
グリットを使ってみるとこのように線を出すことが出来ます。
細かい線を出すとよりまっすぐに調整することが出来るんです。
縦・横を調節すると同じ画像でも印象を変化させることが出来ます。
実際に加工してみました。
分かりにくいですが、左は横を調節・真ん中は傾き・右は縦を調節しています。
横を調節した画像は空が広く、花が高く見えます。
縦を調節した画像は花に奥行が出来ています。
花の位置や奥行が変化しているのが分かりますね。
ただの写真でも奥行を付けると印象がかなり変わってきます。
こだわって撮った1枚のようですよね。
加工② 明るさ
明るさを調節できます。
暗くなってしまった画像にも効果的です。
明るさを調節できるのは
- Lux
- 明るさ
の2つです。
ただ明るくするだけでなく白を強くできるので、白色でページを作りたい場合におすすめです。
実際に明るさを調節してみました。
100にしているほうは白が強く明るく見えることが分かります。
₋100は暗い印象をうけますね。
暗くなってしまった写真でも明るさを調節できるので便利です。
加工③ 画質
画像の画質を細かく編集できます。
画質は加工することで、画像の印象を一変させることができます。
コントラスト
画像のコントラストを調節できます。
コントラストとは画像の明暗の差のことを言います。
実際に加工をしてみました。
コントラストを‐100にするとふんわりした印象になります。
100にするとはっきりさせることが出来て色を濃くだすこともできます。
ストラクチャ
ストラクチャの調節ができます。
ストラクチャとは明るい部分を浮かび上がらせ暗い部分をより黒くする加工です。
くっきりとした画像になるのが特徴です。
実際に加工をしてみました。
ぼやっとしていた画像がくっきりしましたね。
線をはっきりさせることで描いたようなリアルさが浮かび上がります。
暖かさ
暖かさは画像を「温かい色合い・冷たい色合い」に加工できます。
暖かい加工は黄色がかった色合いになります。
冷たい加工は青みがかった色合いになります。
同じ画像でも雰囲気が変わります。
実際に加工をしてみました。
元の色が温かみのある色なのですが、₋100に加工すると青みが増していることが分かります。
100の加工は黄色っぽく温かい印象を増していますね。
フェード
フェードは加工をすることでふんわりした加工が出来ます。
実際に加工をしてみました。
少しくすみがかった加工に仕上がりました。
原色がはっきりした画像でしたが加工でぼかすことができました。
チルトシフト
円形・直線にぼかしを入れることが出来ます。
食べ物は円形のぼかしを入れてあげるとよりおいしそうにできます。
実際に加工してみました。
周りをぼかすことでメイン料理が引き立ちます。
料理にあわせてぼかし方を変えたりするのもいいかもしれません。
シャープ
シャープは画像の線をくっきりと加工できます。
画像がはっきりして引き締めることが出来ます。
実際に加工してみました。
ボヤっとしていた砂浜の模様がはっきりしたのが分かりますでしょうか?
加工④ 画像の色合い
画像の色合いを加工できます。
彩度
彩度は色の濃さを調整できます。
シンプルなモノクロの加工から色を原色のはっきりした加工ができます。
色(影)
色は画像の陰に色を付けることが出来ます。
全部で7色の色付けができます。
また、影になっている暗い部分も濃さを調節できます。
実際に加工をしてみました。
影の色を変えただけですが、かなりしっかり色が変わります。
左上の画像は無加工です。
影の濃さも調節してみました。
影を-100にするとヴィンテージ風の加工が出来ます。
100にすると柔らかい印象になりますね。
ハイライト(明るい)
ハイライトは画像の明るい部分に色を付けることが出来ます。
色と同様に7色の色付けができます。
また、ハイライトは明るい部分を強調することが出来ます。
実際に加工してみました。
陰に色を付けるより色がしっかり出ている印象を受けます。
左上の画像は無加工です。
光の調節もしてみました。
暗い場所で撮った写真でも、ハイライトを100にするとはっきりと色が浮かび上がります。
₋100はぼんやりした印象を受けますね。
ビネット
周囲を暗くぼかす加工が出来ます。
実際に加工をしてみました。
周りを暗くすることで料理を引き立てることが出来ました。
雰囲気が一気に変わりますね。
加工⑤ フィルター加工
インスタではフィルター加工も行うことが出来ます。
ここで出来ることは
- 調整…フィルタ―の強度を調整できます
- 枠…画像に枠を付けたり消したりできます
- 削除並び替えできる…フィルタ―をお好みで編集することが出来ます
- フィルタ―41種
とフィルターだけでも豊富な加工が出来ます。
実際にすべてのフィルターで加工をしてみました。
豊富なうえにどのフィルターにしても味を出すことが出来ます。
お気に入りのフィルターを見つけてみてください。
【応用編】インスタグラムで出来る加工方法
インスタグラムの基本的な加工を覚えたら応用加工をしてみましょう!
少し加工を変えるだけで雰囲気は変わってくるので好みの加工を見つけてみましょう。
ここでは、例をいくつかご紹介します。
白系の加工
<加工方法>
- 明るさ 50
- コントラスト -80
- 暖かさ 15
- 彩度 -13
- フェード 40
- ハイライト 20
- シャドウ 20
- シャープ 50
白っぽい画像に加工できました。
優しい雰囲気に見えます。
ふんわり加工
<加工方法>
- 明るさ 100
- コントラスト -100
- 暖かさ 50
- ハイライト 30
- 影 20
- チルトシフト 円形
ふんわりした加工になりました。
今回は食べ物だったのでチルトシフトを入れましたが、被写体が複数の場合などはなしで加工しましょう。
無加工風
<加工方法>
- コントラスト 100
- 暖かさ 30
- 影 10
- ストラクチャ 10
- シャープ 20
加工がしてあるのですが、無加工なように見えます。
少し色がくすみかかっているのが分かりますでしょうか?
極端な加工でなく自然に加工をするのが特徴です。
この無加工風の加工は加工しすぎなのが苦手な方におすすめです。
ヴィンテージ
<加工方法>
- コントラスト -80
- 暖かさ 15
- 彩度 -20
- フェード 40
- ハイライト -65
- シャドウ 50
- シャープ 50
ヴィンテージ加工の方法です。
ただぼかすだけでなく、細かい加工をすることでよりヴィンテージ感を出すことが出来ます。
暗さが気になる方は、コントラストを加工すると改善できます。
ベージュ系
<加工方法>
- 明るさ -10
- コントラスト -30
- 暖かさ 65
- 彩度 -20
- 色 イエロー:シャドウ 10、ハイライト 50
- フェード 10
- ハイライト 10
- シャドウ 20
- シャープ 50
個性的な加工です。
レトロな加工でフィルムカメラで撮ったような加工が可能です。
色を上手く変えるとベージュ以外にも加工が出来ます◎
ピンク系
<加工方法>
- 明るさ 25
- コントラスト -80
- 暖かさ 10
- 彩度 -20
- 色 ピンク:シャドウ 20、ハイライト 10
- フェード 20
- ハイライト 30
- シャドウ 50
- シャープ 60
ピンク加工用のアプリがなくともピンク系の加工ができます。
ピンク系なのでピンク過ぎない加工が特徴です。
ピンクが強いと写真の色も変わってしまうので、ふんわりとパステル系の加工がしたい方におすすめです。
ヴィンテージ風
<加工方法>
- 影 +30
- フェード +30
- 彩度 -5
- 暖かさ -15
- コントラスト -15
- ストラクチャー -10
- シャープ +5
ヴィンテージ風ですが、加工感の少ない無加工風の加工です。
写真の色を失いすぎないのでシンプルな加工が好きな方におすすめの加工です。
食べ物におすすめのふんわり加工
<加工方法>
- 影 50
- ハイライト 50
- シャープ 20
- フェード 40
ふんわり加工をすると、食べ物は色が悪くなってしまいがちです。
この加工では色を変えないでふんわり感を出すことが出来ます。
食べ物でなくとも、ふんわりさせたいけど可愛すぎるのは苦手という方におすすめです。
食べ物におすすめのヴィンテージ加工
<加工方法>
- フェード +30
- ハイライト -30
- 影 100
ヴィンテージは食べ物に使うと、色が暗くなってしまったり美味しく見えなかったりしてしまいます。
この加工は、色を落とさないでヴィンテージ風に加工が出来ます。
暗めに統一したいときにおすすめです。
【番外編】加工した画像を保存する方法
インスタグラムで加工した画像、せっかくなので他でも活用したいですよね。
しかし、インスタグラムでは加工した画像を投稿しないと保存が出来ません。
そこでここでは加工した画像を投稿しないで保存する方法をご紹介します!
1、インスタグラムでシェアした投稿がカメラロールに保存されるように設定
まずはインスタグラムの設定を変更します。
設定方法
- インスタグラムを開きます。
- 1番下にあるメニューから自分のプロフィール写真をタップします。
- ホームメニューが開くので1番右の3つの点をタップします。
- 開いたオプションメニューから「アカウント」にある「元の写真」をタップします
- 「元の写真を保存」をオンにします。(色がついた状態がオン)
以上の設定方法で画像を投稿したときに写真が保存されるようになります。
2、投稿をシェアできないようにする。
このまま投稿したら保存はできるのですが、保存だけして投稿したくない場合は
「機内モード」に設定しましょう。
機内モードに設定するとデータ通信がストップするので、この状態で投稿しても投稿は完了しませんが画像は保存されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
インスタグラムのアプリは投稿だけではありません。
基本の加工は
- フィルタ―
- 調整(縦・横・回転)
- 明るさ
- コントラスト
- ストラクチャ
- 暖かさ
- 彩度
- 色
- フェード
- ハイライト
- 影
- ビネット
- チルトシフト
- シャープ
の14つがあります。
基本の加工方法だけでも豊富に揃っていますが、活用することでより細かくこだわって加工が出来ます。
インスタグラムだけでも全ての加工を同じ加工方法で加工すれば統一感を出すことが可能です。
インスタの加工に関してはこちらでも紹介しています
「女子大生が使ってるプロ並に美しい写真が撮れる至高のカメラアプリ20選」
また、投稿するものによってそれぞれに合わせた加工をしても良いかもしれませんね◎
色んな加工を試してお気に入りの加工を見つけてみてください!