
「髪がまとまらないからシャンプーを変えたい」
「しっとりシャンプーって他のと何が違うの?」
シャンプーの種類でよく目にする「しっとりタイプ」ですが、どんな違いがかあるかご存知ですか?
自分に合ったシャンプーを使っていないと、髪が思い通りの仕上がりにならなかったり頭皮トラブルを起こしてしまうこともあります。
今回は、よく見る「しっとり系シャンプー」の正しい選び方やおすすめシャンプーについて解説します。
しっとりシャンプーとさらさらシャンプーの違い
しっとりタイプと並んであるのが「さらさらシャンプー」ですよね。
なんとなくで選んでしまっていませんか?
しっとりとさらさらの違いについて解説します。
含まれる保湿成分の違い
簡単に言えば、保湿成分が多く含まれているのが「しっとりシャンプー」、保湿成分が少ないのが「さらさらシャンプー」です。
保湿成分が多く含まれているほど、しっとりと髪がまとまりやすくなります。
また、保湿成分が少ないと軽やかでふんわりとした髪に仕上がります。
シャンプーに含まれる保湿成分に「ベタイン」というものがあります。
ベタインは植物性の天然成分で保湿効果が高いです。
ですから、ベタインが多く含まれているとしっとりとした洗い上がりになるのです。
では、しっとりシャンプーとさらさらシャンプーのどちらを選べば良いのでしょうか?
髪が太い人はしっとりシャンプーがおすすめ
「しっとり」と「さらさら」で迷った時は、髪の太さや髪質で選びましょう。
髪が太い人や剛毛な人、まとまりにくい人は「しっとりシャンプー」がおすすめです。
太い髪やくせ毛は広がりやすく、なかなかまとまらないと悩む方も少なくありません。
しっとりタイプのシャンプーを使うことで、保湿成分が髪をコーティングしてまとまりやすくしてくれます。
髪がパサつきがちだったり、ダメージのある髪も保湿成分が多く含まれるしっとりタイプのシャンプーがおすすめです。
髪が細い人はさらさらシャンプーがおすすめ
髪が細く柔らかいタイプの人にはさらさらタイプのシャンプーがおすすめです。
さらさらシャンプーは保湿成分が少ないので軽やかでふんわりとした仕上がりになります。
髪のボリュームが少なかったり、髪がやわらかくペタンとした印象になってしまう場合、保湿成分の多いシャンプーを使うと、よりボリュームが少なくなってしまいます。
ふんわりと髪のボリュームを出したい方は、保湿成分の少なくさらさらタイプのシャンプーを使いましょう。
また、髪が太い場合でもダメージや乾燥などによるボリュームが気にならない場合は、さらさらタイプの方が適していることもあります。
髪のべたつきが気になる場合も、保湿成分の少ないさらさらタイプがおすすめです。
髪をしっとりさせるシャンプーの選び方
「髪がまとまりにくい」「乾燥が気になる」といった悩みがある場合、どんなシャンプーを選べば良いのでしょうか?
髪をしっとりさせたい時の、シャンプーの選び方をチェックしていきましょう。
アミノ酸系シャンプー
どんな髪質の人にとっても共通して大切なポイントは「髪にやさしいシャンプー」を使うことです。
髪や頭皮にとって刺激が強かったり、頭皮環境を悪化させてしまうシャンプーは避けたいですよね。
そこで、髪にやさしいシャンプーを選ぶときにおすすめなのが「アミノ酸系シャンプー」です。
アミノ酸系シャンプーとは、洗浄成分にアミノ酸を含んだシャンプーのことです。
アミノ酸は皮膚をつくるタンパク質のもとになる成分なので、人間の皮膚や頭皮にも馴染みやすく刺激が少ないのです。
刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを使うことで、頭皮に必要な皮脂(うるおい)を守りながら洗うことができます。
髪をしっとりさせるためには、うるおいを与えることも大切ですが皮脂を落としすぎないことが重要です。
そのためにも、頭皮や髪に刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを選ぶと良いでしょう。
保湿成分をチェック
髪をしっとりさせるためには、うるおいを守る・うるおいを与える保湿成分が必要です。
保湿成分が多く含まれることで、髪を保護してうるおいを逃さないようにしたり乾燥した髪にうるおいを与えることができます。
シャンプーに含まれる保湿成分には、
- コラーゲン
- セラミド
- ヒアルロン酸
- アルギニン
などがあります。
シャンプーの成分表を見て、保湿成分をチェックしましょう。
また、成分表は配合量が多い順番に書かれています。
入っているけど、ほんの少しだった…という場合もあるので、書かれている順番にも注目してみてください。
おすすめのしっとり系シャンプー3選
「どんなシャンプーを選んでいいかわからない…」とお悩みの方におすすめのしっとり系シャンプーをご紹介します。
頭皮のかゆみや乾燥、髪のダメージやパサつきなどが気になる方におすすめです。
haru 黒髪スカルププロ シャンプー
haru黒髪スカルププロは、天然由来成分100%のスカルプシャンプーです。
刺激の強いイメージのあるスカルプシャンプーですが、こちらの黒髪スカルププロは頭皮にも優しく合計22種類の天然エイジングケア成分が配合されています。
ハイビスカスエキスなどの4種類のうるおい成分を配合しているので、うるおってまとまりやすい髪に。
トリートメントのいらないシャンプーですが、毛先の乾燥などが気になる方はトリートメントと併用して使うのもおすすめです。
シャンプーをharuスカルププロに変えてみました。泡立ちがとてもよく、ほのかな柑橘の香りで匂いがきつすぎないのも◎ pic.twitter.com/wC0tl7cBJO
— ちぃ (@nall_urad) 2018年5月15日
黒髪スカルププロのシャンプー使い始めてから本当に髪の調子がいい…
今日はバイトでずっと髪の毛結んでたから癖ついて跳ねてる部分多いけど、それでも以前よりまとまるようになった!!
綺麗に伸ばしていきたいから本当に嬉しい☺️💕 pic.twitter.com/STp9zr0dqS— まゆ (@minamipanman) 2017年10月22日
クイーンズバスルーム 薬用ヘアソープ
クイーンズバスルームの薬用ヘアソープはアミノ酸洗浄成分と植物性洗浄成分を掛け合わせた頭皮にやさしいシャンプーです。
くせ毛用シャンプーとして人気のシャンプーですが、頭皮に必要な皮脂を守りながらさっぱりと洗えるので、髪をしっとりさせたいという方にもオススメのシャンプーです。
保湿成分にグリチルリチン酸ジカリウムやヒアルロン酸、アルギニンなどを配合し、頭皮や髪のうるおいを守ります。
クイーンズバスルーム最近使い始めたけどいい感じ👌✨
保湿力あるから私みたく髪の毛パサパサの人におすすめ😂
あと、いま矯正かけてるから私はよくわかんないけどくせ毛にも効果ある?らしい☺ pic.twitter.com/hQDimm2dzK
— 🎀MAHO🎀 (@maho_sinmama) 2017年10月16日
髪にクセがあって、太め固め乾燥しやすいんだけど、クイーンズバスルームていうシャンプーとトリートメントがお気に入り。髪が潤うし柔らかくなる♡
— ねね (@gon_chin_bon) 2016年8月18日
irodori モーガンズ ノンシリコンアミノ酸ヘアシャンプー(スムース&ガーデン)
モーガンズのノンシリコンアミノ酸ヘアシャンプーは、19種類の植物由来アミノ酸成分を配合したノンシリコンシャンプーです。
シリコンなどのコーティング剤を使用せずに、頭皮や髪にうるおいを残して洗うやさしいシャンプー。
天然の植物オイルを使用しているので、しっかりうるおいながらダメージを補修します。
汚れはしっかり落としたいけど、うるおいもしっかり守りたいという方におすすめのシャンプーです。
#mogans モーガンズ ノンシリコン アミノ酸シャンプーとコンディショナーを使ってみました🙋✨ワンプッシュは少ないですが、ドライヤー後の髪はしっかりまとまって、補修されてツヤツヤ、静電気がおきない髪に仕上がりました😁✌ pic.twitter.com/FvhHXPMubr
— midoshan31 (@midoshan0301) 2016年7月23日
モーガンズのシャンプー使って1週間くらいだけど、めっちゃよいかも
— くっくちゃん/Raro (@Pyaaaas2) 2018年5月20日
自分に合ったシャンプーを見極めよう
「しっとりタイプ」「さらさらタイプ」がある場合どちらを選んでいいか迷ってしまったり、なんとなくで選んでしまったり…という方は少なくありません。
実際使ってみたら、自分には合わなかった…という経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか?
シャンプーを選ぶときは「自分に合っているか」が最も大切です。
人間の髪や頭皮は、人それぞれ違います。
それだけ、合うシャンプー・合わないシャンプーも人によって違うのです。
「口コミでよさそうだったから」
「よく宣伝を見かけるから」
となんとなく選んでしまうと、失敗してしまうことも多くなるでしょう。
失敗を防ぐためにも、自分に合うシャンプーと自分の髪質や肌質をしっかり理解しておくことが大切です。
広告や口コミに惑わされずに、自分に合ったシャンプーを選ぶことを心がけましょう。
さいごに
「しっとりシャンプー」や「さらさらシャンプー」は同じラインでも成分が異なるシャンプーです。
選ぶ方を間違えると、頭皮や髪のトラブルの原因になってしまうこともあります。
なんとなく選ぶのではなく、自分の肌質や髪質に合わせて選ぶことが大切です。
頭皮の乾燥や髪のパサつきが気になる方には効果的なしっとりシャンプーですが、べたつきが気になってしまうという方もいます。
配合されている成分やシャンプーの種類などを見極めて、自分に合ったシャンプーを選びましょう。