
朝のスキンケア、どうしていますか?
朝は時間がないから夜よりは手を抜いてしまいがちですよね。
そんな朝のケアですが、しっかり行うことで1日の肌のツヤも大きく変化してきます!
今回は、朝のスキンケアのうち化粧水について詳しくご紹介していきます。
化粧水の役割
スキンケアには欠かせない化粧水の主な役割は2つあります。
肌に水分と美容成分を与える
1つ目は「肌に水溶性の美容成分を浸透させること」です。
カラカラに乾燥した地面をイメージすると分かりやすいですが、乾燥した肌は水分が不足しています。
肌の水分が不足すると肌のキメが乱れてバリア機能が低下してしまい、様々な肌ダメージを受けやすくなってしまいます。
しっかりと不足した水分を肌に与えるために浸透しやすくしたものが化粧水です。
化粧水をたっぷり与えると、肌のキメが整い、自然なツヤのあるふっくらとした毛穴レスな肌になります。
その他の美容成分も浸透させやすくする
そして、2つ目は「次に使うアイテムの浸透力を上げること」です。
簡単にいうと、化粧水はそれ自体がブースターの役割を担っているということです。
化粧水をたっぷり与えておけば、そのあとに使う美容液や乳液などの浸透率が上がります。
きちんと保湿することができるようになります。
このように化粧水はスキンケアをより確実なものとするための肌の基本を整えてくれるアイテムなのです。
朝のスキンケア方法
朝、スキンケアが必要な理由
肌のバリア機能を高める
朝の肌は、寝ている間に分泌された皮脂や汗、そして肌に付着したホコリやダニなどで汚れています。
朝のスキンケアでは、これらを洗い流すための洗顔と肌を守るための保湿ケアをする必要があります。
保湿がしっかりできていない肌はバリア機能が低下しがちです。
日中は紫外線、乾燥した空気、冷暖房、花粉やホコリなど様々な肌ダメージリスクにさらされています。
そのため、朝のスキンケアを怠ると日中に受けるダメージから肌を守ることができずに、バリア機能が低下するだけではなく、乾燥してターンオーバーが乱れがちに。
朝のスキンケアを怠ってしまった事が肌トラブルの原因になることはよくあります。
メイク崩れの防止
メイク崩れの原因は肌の乾燥や乾燥からくる過剰な皮脂分泌なので、メイクをする時間だけを念入りに行うのではなくスキンケアにもきちんと時間をかけてあげることが1日中美しいメイクアップ姿で過ごすことができる秘訣です。
朝のスキンケアの方法
では、朝のスキンケア方法はどのように行えばいいのでしょうか。基本的な朝のスキンケアは4ステップで完了します。
1)洗顔
先述したように、朝の顔には汚れがたくさんあります。
この汚れをそのままにしておくと皮脂が酸化して刺激物質に変化してしまったり、汚れが毛穴につまってニキビや吹き出物になったりと肌にダメージを与えてしまいます。
朝の洗顔は清潔な状態にしておくことが健やかな肌を作ることにつながります。
基本的には洗顔料を使用することが望ましいですが、乾燥肌や敏感肌の人、乾燥する季節などは洗顔料の洗浄力が強すぎることもあるので、肌状態によって洗顔料や洗顔方法を変えるのもオススメです。
2)化粧水
洗顔後は化粧水でたっぷりと肌に水分を与えてあげましょう。
角質層にしっかりと水分を与えてあげることで肌のキメが整い、次に使うアイテムの浸透力を高めてくれます。
化粧水をたっぷり与えておかないと、油分系のアイテムの浸透率が悪くなったり、肌のキメが乱れてメイクのりも悪くなってしまうので注意しましょう。
コットンを使用する場合は500円玉大の量をコットンに含ませて、やさしく肌に乗せて化粧水を浸透させましょう。
こすったり、叩いたりするのは肌を傷つけてしまうのでNGです。
手を使う場合は、最低3回は化粧水を足してあげましょう。
コットンに比べて1度で浸透させることのできる量が少なくなりがちなので重ねづけが基本です。
3)乳液
化粧水で肌を整えた後は、乳液で油分を与えていきます。
乳液を使用することで水分の蒸発を防いで肌の乾燥を予防してくれるので、化粧水の後に乳液を使用してはじめて保湿ができているといえます。
乳液は肌のバリア機能を強化してくれたり、肌をふっくら柔らかくしてくれる役割があります。
乳液のべタつきが気になるという人は量を調節したり、乳液の前に使用した化粧水の量が少なすぎてはいないかを確認してみましょう。
4)日焼け止め
朝のスキンケアの仕上げは日焼け止めです。
肌老化の80%以上は紫外線の影響なので、年間を通して日焼け止めは塗っておきましょう。
化粧下地やファンデーションに紫外線カット効果のある場合は日焼け止めを単品で使用しなくても大丈夫です。
朝の化粧水のポイント
忙しい朝に行う朝の化粧水はポイントをおさえて効率的に行うのがオススメです。朝の化粧水のポイントをいくつかご紹介しましょう。
ポイント① 化粧水は皮脂の少ない部分から
化粧水は乾燥した肌に水分を与えるという役割があるため、皮脂の分泌の少ない乾燥しがちな部分から与えてあげると効果的です。
乾燥しがちな目元、口元、ほほなどから化粧水を与え、おでこや鼻はその後に行っても大丈夫です。
ポイント② 塗る場所によって量を変える
ただなんとなく化粧水をつけているだけではしっかりと化粧水を使用できているとはいえません。
乾燥しがちな部分は重ねづけをするなど部位によってどれくらいの量を与えるべきなのかをきちんと考えてスキンケアを行いましょう。
化粧水の量が少ないときちんと水分を与えられておらず肌が整わないどころか、その後のスキンケアアイテムが肌に浸透しないので必然的に使用量が減ったり、肌にベタつきが残ったりなどデメリットがでてきてしまいます。
ポイント③ ふき取り化粧水を使用する
いつもの化粧水の前にふき取り化粧水を使用しているという人は、ふき取り化粧水を洗顔の代わりにすることもできます。
ふき取り化粧水は不要な角質や皮脂を取り除いて肌をすっきりさせてくれる化粧水なので夜だけではなく、朝のスキンケアとして使用するのもオススメです。
朝におすすめの化粧水
とにかく朝は忙しいから時短で済ませたいという人も多いと思います。
きちんと朝にスキンケアをしたいけど、仕方がないので朝のスキンケアをあきらめているなんていうのはもったいない。
どうしても朝にきちんとスキンケアをする時間が作れないという人にオススメの時短化粧水アイテムをご紹介しましょう。
ESTHEDERM(エステダム) オーセリュレール 200ml(スプレーローション)
肌細胞研究から生まれた生体模倣(バイオミメティック)水で、オリゴエレメントとミネラルがバランスよく配合されており、肌に自然になじんでくれるミスト化粧水です。
ヒアルロン酸も配合されており、水分を効率良く肌にとどめてくれる効果が期待できます。
ミストを顔全体に吹きかけてハンドプッシュするだけで化粧水ケアが完了しちゃいます。
LuLuLun Precious GREEN(肌メンテナンスタイプ)
大人気プチプラマスクのルルルンの中で最高峰シリーズのプレシャス。その中でも22歳の皮脂膜を模した保湿成分であるL22Rが配合されているのがGREENです。
3種のバリア層に着目し、「グルコオリゴ糖」「ハトムギ発酵エキス」「プランクトンエキス」「浸透型コラーゲン」を配合することで、保湿力の高いぷるぷる肌に整えてくれます。忙しい朝はシートマスクで化粧水を完了させちゃいましょう。
ナリス化粧品 LUQUE(ルクエ) オールパーパスローション
ふき取り化粧水といえばナリス化粧品。その中でも、ふき取り化粧水と保護化粧水を1本にまとめた多機能化粧水であるオールパーパスローションは忙しい朝でもきちんとスキンケアをしたいという人にオススメです。
白花豆エキスや黒ニンジンエキスといった植物由来の天然保湿成分で肌をしっかり潤わせてくれます。
まとめ
朝のスキンケアをないがしろにしていると肌に元気がなくなって、メイクのりも悪くなってしまいます。
きちんと朝も化粧水をして健やかな肌に整えていきましょう!
今回オススメした時短アイテムを使用すると忙しい朝でも化粧水がしやすくなりますが、たまには朝もきちんと時間をかけてスキンケアをしてあげることでより美しい肌を作ることができるという点は忘れないでくださいね。