
ドラッグストアやデパートに行くとさまざまな化粧水が並んでいますが、豆乳化粧水のコーナーが設置されているのを見たことがあるでしょうか。
実は、豆乳に含まれている「イソフラボン」という成分が女性ホルモンに似た働きをすることで注目を集めています。
この記事では、豆乳に期待できる効果とおすすめの豆乳化粧水をご紹介します。
豆乳に期待できる効果
豆乳の成分の中でも特に「イソフラボン」が女性の美容に効果があると言われています。
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしているため、女性本来の美しさを引き出し、若さをキープしてくれます。
他にも肌や髪の毛を作る主成分であるタンパク質やビタミンE、B群も含まれています。
ビタミン類はサプリメントとして摂取することも多いですよね。豆乳は栄養価の高い食品として人気です。
豆乳の効果全体
①バストに張りが出る
イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」と似た成分であることは先ほどもご説明しました。
エストロゲンの効果は、女性らしい丸みのある身体を作ってくれること、乳腺や脂肪を増やすことなどがあります。
適度な豆乳の摂取によりバストアップ効果が期待できます。
②髪の毛を作るタンパク質が豊富で抜け毛予防になる
基本的に女性ホルモンには育毛効果があり、男性ホルモンには抜け毛効果があります。
さらに豆乳には髪の主成分であるタンパク質や髪を作るために必要な亜鉛も含まれているのです。
髪の主成分や育毛に必要な成分を摂取できるため、豆乳が髪の毛に良い効果があります。
③更年期障害を予防できる
更年期障害とは、閉経の前後10年くらいを指します。
更年期は女性ホルモンがグッと減るため、豆乳のイソフラボンを摂取することで足りない女性ホルモンを補うことができます。
飲み過ぎには注意
豆乳を摂取しすぎると、イソフラボンの過剰摂取に繋がります。
イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることは先ほどご説明しました。
女性ホルモンの分泌量が多すぎると、生理周期の乱れやがんのリスクが高まってしまいます。
実際に、1日の摂取目安は70〜75mgと内閣府・食品安全委員会で示されています。
特に妊娠中や授乳中、成長期はホルモンバランスが乱れやすいので、過剰な摂取には注意しましょう。
イソフラボンの含有目安は以下の通りです。
- 納豆1パック 65mg
- 豆腐1/2丁 55mg
- 豆乳200ml(無調整豆乳・調製豆乳の場合) 45〜55mg
つまり、これ以上食べると「摂取しすぎ」になります。イソフラボンを摂取したいからといって「1日に納豆3パック」「豆乳1リットル」は摂取しすぎです。適量を心がけましょう。
豆乳を使ったおすすめ化粧水
豆乳イソフラボン SANA
豆乳の成分を使った化粧水の中でも価格が安い上に人気の商品です。
バリエーションが多く、その種類は
- しっとりタイプ
- とてもしっとりタイプ
- ハリつや用
- 薬用美白しっとり用
- とろんと濃いジェル
と合わせて乳液、クレンジング、ジェルマスクなど豊富です。この中から肌に合わせたものを選べるのが特徴です。
今回はオーソドックスな「しっとりタイプ」を中心にご説明します。
独自の製法で抽出した豆乳発酵液を使用しており、口コミでも「敏感肌でも大丈夫だった」「さっぱり感がある」「混合肌やオイリー肌でも安心」「秋冬に保湿感を重視したい場合はハリつや用を選ぶと良いかも」「吸い付くモチモチ感が好み」などの意見があります。
安い上に様々なタイプがあるため、コットンパックなど贅沢な使い方もできるのが嬉しいですね。
豆乳ろーしょん 自然生活 豆腐の盛田屋
豆乳イソフラボンと比較すると少し高く感じる豆乳ろーしょん 自然生活。化粧水がしみるような敏感肌の方でも問題なく使うことができ、肌をしっとり潤わせる「美容液」のような使い心地が人気です。公式サイトで購入すると、送料無料やまとめ買いキャンペーンがあるのでお得です。
良選企画 豆乳化粧水 300ml 良選企画
肌につけた感じはさわやかでサラサラ感が強い印象です。保湿吸着効果が高く、ダブルヒアルロン酸効果で角質層まで浸透するのが特徴です。フラボステロンという成分が配合されているので抑毛効果があり、顔のムダ毛を目立ちにくくしてくれます。
トモ物産 イソフラボン スキンローション 500ml トモ物産
ベタつかずに潤うのが特徴です。濃縮製法豆乳イソフラボンの化粧水で、濃い潤いで内側からしっとりさせてくれます。
美肌を叶える豆乳レシピ
無調整豆乳と調製豆乳、どちらを選ぶべき?
好みのものを選びましょう。
調製豆乳でも無調整豆乳でもイソフラボンの含有量は10〜15mg程度しか変わらなく、「無調整豆乳を購入したけど残してしまった」のような状態になると逆にもったいないからです。
無調整豆乳の方がイソフラボン含有率が高いのは事実ですが、無理して飲むくらいなら飲みやすいものを選びましょう。
ただし、味がついた「豆乳飲料」は極端にイソフラボンが少ないです。
キッコーマンでは41種類の豆乳が販売されているように人気がありますが、イソフラボンの含有量にはあまり期待できません。
例えば、イソフラボンの含有量は次の通りです。調整豆乳は50mg、無調整豆乳は68mg、豆乳飲料は18mg。無調整豆乳と豆乳飲料を比較すると、3倍以上の差があることが分かります。
| 無調整豆乳 | 調製豆乳 | 豆乳飲料 |
イソフラボン含有量 | 68mg | 50mg | 18mg |
豆乳を効果的に摂取できる量とタイミング
量
先ほどもご説明した通り、量は70〜75mg/日までを目安としています。理由はイソフラボンの過剰摂取が女性ホルモンを乱れさせる可能性があり、逆に不健康になってしまうからです。適切な量を把握し、摂取しましょう。
タイミング
①食事の摂取前
脂肪やコレステロールの摂取抑制効果があるからです。血糖値の急上昇が防げるので、食後のだるさや眠気も緩和できます。
②空腹時
豆乳自体が消化されやすいので、空腹時に摂取しても体への負担が少ないです。炭水化物を摂取するよりカロリーが低く、ダイエット中の女性にもおすすめです。
③就寝前
就寝中はホルモンバランスを整えてくれるため、豆乳の効果を感じられやすいです。
④起床時
栄養を吸収しやすいため、豆乳の栄養を効果的に摂取できます。また便秘にも効果的と言われており、「朝は食欲がないので軽く食べたい」という方でも手軽に補給できます。
豆乳レシピ紹介3つ
豆乳は飲み物として使うことはもちろん、料理に使うことで苦手な人でもおいしくいただけます。
①生姜はちみつ豆乳
材料
- 無調整豆乳 マグカップ1杯
- 生姜づけのはちみつ スプーン1~2
作り方
- 無調整豆乳に、生姜を加えてレンジで温めます
- 良くかき混ぜたら完成です
生姜のパワーで身体を温めながらイソフラボンの効果も得ることが出来る簡単レシピです。
②豆乳プリン
材料
- 調整豆乳 400㏄
- はちみつ 大さじ1
- 粉ゼラチン 5g
- 水 大さじ2
- 黒砂糖 40g
- 水 40㏄
- きな粉 適量
作り方
- ゼラチンと水を混ぜておきます
- 鍋に豆乳とはちみつを入れて弱火で温めます
- 筆頭直前に火を止めてふやかしたゼラチンを入れます
- お好みのケースに入れ、冷蔵庫で冷やします
- 黒砂糖と水を鍋で混ぜてとろみが出るまで煮詰めます
- 固まったプリンにトッピングしたら完成です
豆乳鍋
材料
- 豆乳 1~1,5ℓ
- 煮込みラーメン 1箱
- 豚バラ 200g
- キャベツ300g
- 長ネギ 1本
- 人参 適量
- きのこ お好み
作り方
- 鍋に豆乳1ℓを入れて温めます
- 好きな野菜肉を手べ安い大きさにきって入れます
- ひと煮立ちしたら、煮込みラーメンの調味ソースを入れます
- よく混ぜたら完成です(ラーメンはお好みのタイミングでいれます)
簡単で野菜もたっぷりとれるメニューです。
ヘルシーなのでダイエット中の方にもおすすめです。
4、まとめ
いかがでしたか?
豆乳の主成分「イソフラボン」には、女性ホルモンに似た働きがあります。
豆乳イソフラボンの成分を配合した化粧水をつけることで、肌の角質層から潤い、ツルツルの肌をキープすることができます。
今回ご紹介した商品は全て天然由来成分を使用しているため肌の敏感な人でも荒れることなく使えるでしょう。
冬の乾燥はイソフラボン配合の化粧水で乗り切りましょう!